白洲次郎 占領を背負った男(上・下)

今週のお題「読書感想文」

今回、紹介する本は「白洲次郎 占領を背負った男」である。

 

英国ケンブリッジ大学に留学。 英語力を駆使して、戦後、吉田茂の側近として日本国憲法制定の現場に立会い大きく関与した白洲次郎。留学時代に培った紳士の哲学”プリンシプル”を尊び、英語で喧嘩ができる程の外交力を発揮してGHQ相手に激しいやり取りする。

日本でいちばんカッコいいと言われた男の話である。妻はエッセイストの白洲正子さんだ。

 

この本を読むと、現在の日本国憲法がどのように作られたのか、マッカーサー元帥率いるGHQがどのように支配下の日本に接したのかを知ることができる。

歴史の表舞台には出てこないが彼の功績は素晴らしいし、決して信念を曲げない姿は、本当にカッコいいと思えた。

 

興味を持たれた方は、ぜひご一読ください。

 

白洲次郎 占領を背負った男 上 (講談社文庫)

白洲次郎 占領を背負った男 上 (講談社文庫)

  • 作者:北 康利
  • 発売日: 2008/12/12
  • メディア: 文庫
 

 

 

白洲次郎 占領を背負った男 下 (講談社文庫)

白洲次郎 占領を背負った男 下 (講談社文庫)

  • 作者:北 康利
  • 発売日: 2008/12/13
  • メディア: 文庫