夏の茶臼岳

今週のお題「暑すぎる」

8月の上旬に那須岳を登った。

那須岳とは、栃木と福島の県境に連なる那須火山群一帯の総称で、那須連山とも那須連峰とも呼ばれる山域を指す。日本、百名山に数えられる名峰で、標高は1915mです。

本格的な登山をする場合は、那須連山を歩き、山小屋に泊まり温泉を巡ることも可能だが、私たちは家族連れなので、ロープウエイを利用して山頂を往復する簡単なルートを歩くつもりだった。

事前に調べてみると、このルートは、茶臼岳山頂ルートと呼ばれていて、時間にして約1時間。標高差は231m、距離は0.8mとなっている。初心者向けの記述もあったので、歩きやすい服装や靴を、天候は曇り空だったので、防寒のウインドブレーカを準備した。

ロープウエイの山麓駅に無料の駐車場があり、ここまで車で行き、ロープウエイで山頂へ向かう。乗車時間は約4分。20分間隔で往復しているが、雷が発生すると運転を停止する場合があると、繰り返しアナウンスが流れていた。

山頂駅について当りを見回すと、雲が風に流されて晴れてきた。これから進む道が見えてくると、急な岩山に見えてきた。高山植物もわずかしかなく、日光をよける場所もない。火山特有の砂と岩が露出する登山道は、はじめこそ階段状になっていたが、先に行くに従い、乱れてゆく。

暑い、20分も歩くと汗だくになっていた。コロナ禍のためマスクを直用していたが、さすがにきついので外す。砂と岩で歩きにくい登山道に手こずりながら、必死に登って行った。

しかし、 山頂にたどり着いた時は、大きな達成感を感じる事が出来た。

 

復路は下り道、普通の運動靴ではとても滑る。装備面は甘く見てた。登山シューズがあると安心です。

 

 

 

山と高原地図 那須・塩原 高原山 (山と高原地図 12)