危機管理のノウハウ

今週のお題「読書感想文」

 

読書について、過去に読んだ本を振り返る。

特に印象に残っている本として、危機管理の本を紹介する。

これも、前回に続き、古い本ですが、佐々 淳行さんの「危機管理のノウハウ」である。私が読んだ時期には、単行本3部作で構成されていたが、現在では、3部作を1冊にまとめた「完本」と言う形で発売しているようだ。

 

佐々淳行さんは東安田講堂事件や、連合赤軍によるあさま山荘事件の現場指揮に当たったことでも知られ、内閣安全保障室の初代室長を務めた事でも有名な危機管理のプロフェッショナルである。

 

 この本を読むと、「危機管理」という考え方の基本が理解できる。特に実体験に基づいて書かれているのでわかりやすい。もちろん、古いものだから現在とは異なる部分もあるが、基本的な部分は変わらないと思う。

 読んだ当時、自分の場合と比較、恥ずかしくなるほど、危機管理ができていない事がわかり、反省したつもりだった。しかし、それから10年以上が経過した今日でも、あまり変わっていないように感じる。

 

もう一度読み返して、少しでも危機管理能力を高めたい。  

 

 佐々 淳行さんについては以下のウィキペディアWikipedia)が詳しいです。

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%BD%90%E3%80%85%E6%B7%B3%E8%A1%8C

 

完本 危機管理のノウハウ

完本 危機管理のノウハウ