楠木正成と足利尊氏

今週のお題「読書感想文」

今回ご紹介する本は「楠木正成足利尊氏」。

鎌倉幕府滅亡から南北朝の動乱の時代。千早上に立て籠もって幕府の大軍を翻弄した神算鬼謀の名将・楠木正成。名門足利家に生まれ、武家の棟梁としての信望を集める足利尊氏後醍醐天皇の討幕運動に身を投じた二人の英雄は、互いに惹かれるものを感じながらも、建武の新政において敵と味方に。そして湊川の決戦へ・・・

(帯の紹介より)

 

以前、奈良の吉野に旅行した時に、楠木正成について興味を持ったため、この本を手に取った。楠木正成は知将で、少数で多数の兵隊とゲリラ戦を展開してゆく。

 

後醍醐天皇にすべてをささげて仕えるが、兵法など、進言するも聞き入れられず、足利軍に追い詰められてしまう。

正成の進言が採用され、正成の作戦が実現していたら、歴史は変わっていたのでは。。。

さぞかし無念だっただろうと思う。

 

楠木正成と足利尊氏 (PHP文庫)

楠木正成と足利尊氏 (PHP文庫)

  • 作者:嶋津 義忠
  • 発売日: 2009/06/01
  • メディア: 文庫